「ファイナルファンタジー零式」オリエンスは神が創造した実験場|ストーリー解説

ストーリー解説記事

今回は、「ファイナルファンタジー零式」のストーリーを解説します。

※ゲーム本編を遊んだ方向けの解説記事です!

ゲームクリアした人の多くは「結局何だったの…?」と疑問に思っているでしょう。

劇中ではストーリーに対しての補完情報や解説がほとんどないからです。

エンディング後の特典映像を見ても断片的な部分しか語られないため、全体像が理解できないまま終えてしまうのです。

本記事では、世界の謎や謎多き人物たちについてわかりやすく解説します。

この物語の”真実”を理解することができるでしょう。

この記事でわかること!
  • オリエンスは神が造った実験場
  • アレシアと謎の仮面の正体
  • 神が人間を利用して成し遂げたかった”使命”
  • 0組やシド、ルシたちの役割
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世界は神が描いた台本通りに操作されていたんだ!

ゲーム紹介記事は下記クリック

オリエンス世界の起源

ファブラノヴァ神話が起源となる世界線

ファブラノヴァ・クリスタリス

全ての起源であり、ストーリーを解説する上で大前提の話です。

ファブラノヴァ神話(正式名称:ファブラノヴァ・クリスタリス・ファイナルファンタジー)とは、世界を造った神のお話です。

以下に全容を記します。

 【可視世界】と呼ばれるこの世界に母なる神ムインがいました。ムインにはブーニベルゼという子がいました。ブーニベルゼはムインを倒し、【可視世界】を手に入れることに成功。倒されたムインは【不可視世界】に追いやられました。

 【可視世界】を手に入れたブーニベルゼですが、この世界が有限で滅びを迎える世界だと知り、それがムインの呪いだと考えたブーニベルゼは【不可視世界】のムインを探すために三体のファルシを作り出した後、自身はクリスタルとなって眠りにつきました。
 生み出された三体のファルシはそれぞれ、「ファルシ=パルス」「ファルシ=リンゼ」「ファルシ=エトロ」。

 「ファルシ=パルス」は世界を切り開き【不可視世界】の扉を見つける使命を、「ファルシ=リンゼ」は眠りについたブーニベルゼを脅威から保護し【不可視世界】が見つかったら起こす使命を与えられました。
 
 「ファルシ=エトロ」は誤ってムインそっくりの姿で生み出されてしまったため、何の力も使命も与えられませんでした。悲しみのあまりエトロが流した血から人間が生まれました。

 自ら命を絶ったエトロは図らずも【不可視世界】に辿り着き、ムインに出会います。既に力を失ったムインは、エトロに”世界の均衡を崩すな”と言い残して消滅しました。

 人間が寿命を迎えると人々の魂は【不可視世界】に来るようになりました。そんな状況を見たエトロは、生まれて死ぬだけの人間に憐れみを感じて人間に”こころ”を与えるようになりました。

 【可視世界】の人間が”こころ”と呼ばれる【不可視世界】の混沌を抱えることにより、世界の均衡はかろうじて保たれる状態となりました。

 そしてブーニベルゼは、【不可視世界】を見つけ”永遠が終わるその日”まで眠り続けている。
”図解”ファブラノヴァ神話

図解すると上記のような関係値となります。

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【不可視世界】の扉を探すことが、ブーニベルゼ最大の目的だよ!

オリエンスは神が造った巨大な実験場

零式の舞台であるオリエンスという世界は、神が【不可視世界】を開くために準備した実験場です。

世界を開拓して【不可視世界】を見つける使命を受けた「ファルシ・パルス」は、いくつもの世界を広げることで目的を果たそうとしました。一種のパラレルワールドのようなものです。

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ファブラノヴァ神話が元になっているFF13も、別の平行世界という考え方ができるね!

ドクター・アレシアの正体

ドクター・アレシア

アレシアはパルス神から生み出されたファルシと考えられます。

アレシアはオリエンスに4つのクリスタルを用意し、目的を果たすための計画を進めていたのです。

強い魂を育んで【不可視世界】を開く

12の魂(0組)

アレシアは強靭な魂を持つ人間を生み出し、その力で【不可視世界】の扉を開こうと考えました。その人間こそ0組12名の朱雀生です。

アレシアは長い年月をかけ、12の魂を何度も輪廻させて強靭な魂に作り上げ、期の熟したこのタイミング(物語本編)で戦場に送り込みました。

すべては”アギト”に達するために・・・

アギトとは?

アギトの真の意味は「【不可視世界】の扉を開く者」です。

「フィニスの刻」は神の定めた期日

フィニスの刻

「フィニスの刻」は【不可視世界】を開く儀式を行う日です。「フィニスの刻」は、世界の始まりからおよそ1000年後に迎えます。

魂を輪廻させて強靭に育て上げると言いましたが、それには限度があります。

本来、人が死を迎えると魂はエトロのもと【不可視世界】に一度還り、再び新たな肉体を得て【可視世界】に戻ります。

その輪廻の中で魂を変異(強化)させていくのですが、何度も変異を繰り返していくうちにエトロの元へ還れなくなってしまうのです。そのギリギリのタイミングが1000年というわけです。

「フィニスの刻」に現れるルルサスの軍隊
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変異の成れの果てがルルサスだと考えられるよ!

アレシアの計画

”審判”と称して成長を確認する

”審判者”

アレシアは1000年かけて育て上げた12の魂を、審判者に挑ませる形でアギトに到達できる器となったか確認する場としました。

審判に打ち勝つ力を得た時こそ、【不可視世界】の扉を開くことができると判断したからです。

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審判者は”謎の仮面”が用意したルシだよ!

失敗したら”時を巻き戻す”

6億回以上時間を巻き戻している

”オリエンス”は6億回以上繰り返された世界です。【不可視世界】を開くための魂を作り上げることは、神の力でも容易ではありません。

アレシアは計画が失敗するたびに時を元に戻して試行を繰り返しているのです。

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1000年の育成期間を6億回以上繰り返しているんだ!

「無名の書」になぞって再度世界を動かす

1000年掛けて正しい成長を促すためには、世界を台本通りに進める必要があります。アカシアは「無名の書」を用いて世界を動かしていました。

「無名の書」の正式名称は”アカシャの書”です。この文書を著作した者が不明であることから、「無名の書」と呼ばれています。

作中で語られている一文を下記に記します。

彼の地、選ばれし者のみが入ることが許される、その者、
天理天道に触れ、真なるものを手にするだろう
それは理外の理、アギトへの理
それは力、アギトへ至る王権
そして、賢者は語る
全てに於いて意味があり、凡てに於いて忌みが明ける
選択せよ。理か、王なる力か
我はなろう、アギトへと.....
鐘を鳴らそう。世界を震わせ伝えよう.....
9と9が9を迎えし時、識なる底、脈動せし.....。
そして始まりの封が切れる時、雷のごとき声音が響かん
我ら来たれり.....と
ルシの役割
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歴史のイレギュラー補正がルシの役割(使命)だったんだよ!

終盤に登場した仮面の正体と目的

”謎の仮面”はリンゼ由来のファルシ

リンゼ由来のファルシ

物語終盤、「フィニスの刻」に現れた”謎の仮面”の正体はファルシであり、アレシアと同列の存在です。アレシアとは別のやり方で【不可視世界】を開こうとして、ルルサスを引き連れて現れました。

ファルシ家系図
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アレシアはパルス系のファルシ、”謎の仮面”はリンゼ系のファルシだよ!

大量の魂を生贄に【不可視世界】を開く

【不可視世界】へのアプローチ方法

大量の魂を一斉に【不可視世界】に送り込むことで扉を開くことができると考えたのが、リンゼ由来のファルシもとい”謎の仮面”です。

アレシアの計画に協力する代わりに、「フィニスの刻」に別のアプローチで【不可視世界】の扉を開こうと試みたのです。

エンディングの真相

亡くなった0組と、見届けるマキナ達

プレイヤーの体験したこの世界では、過去6億回繰り返した世界と全く違う結末が訪れました。

”審判者”に打ち勝った0組を視たアレシアは、時を巻き戻すことをやめ、”オリエンス”に人を残して世界を去ることを選択したのです。

クリスタルを失った”オリエンス”の文明は崩壊しましたが、自然の恵みと人の生き抜く力で新たな歴史を歩むことを選びました。

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マキナはオリエンスの指導者となって人々を導いたんだよ!

神の下で人々が担っていた役割

ルシの使命はイレギュラー補正

劇中のルシたち

ルシの役割は歴史の修正でした。魂を育成する過程で世界が望ましくない方向に進んでしまわないように、人間をルシに変えて(神の力を与えて)歴史をコントロールしていたのです。

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オリエンス各国でルシを暗躍させることで、世界のパワーバランスを上手にコントロールしていたんだ!

シドは神から世界を取り戻そうとしていた

シド・オールスタイン

ミリテス皇国の元首であり、劇中における戦争の主犯者。彼の目的は、世界を神から取り返すことでした。

経緯は不明ですが、彼は世界の成り立ちについてある程度知っていました(劇中で近々「フィニスの刻」が訪れることを示唆する場面あり)。

シドはすべてのクリスタルを管理下に置き、世界を人の手で導こうと考えていたのです。

しかし、皮肉にも”謎の仮面”に目を付けられ、最終ステージである万魔殿へ導かれて”審判者”になることを強制されました。

シドは神の好きにさせまいと自害を選択しますが、ルシとして復活させられてしまうのです。

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最終盤に出てくるシドは、自我を失った全くの別人だよ!

0組は【不可視世界】を開く鍵

【不可視世界】を開く鍵

アレシアは6億回以上の実験を繰り返す中で、【不可視世界】を開くために12の魂が必要であると考えました。

それが上図の要素です。元々は16の要素が必要と考えていましたが、さらに検証をしていく中で4つの要素は不要と判断しています。

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ティスとジョーカーは、エンディング後にアレシアの前に現れた二人だよ!

0組の最期

”審判者”との最終決戦で力を酷使しすぎた0組は、戦いの末に命を落としてしまいます。

背後には互いの武器を組み合わせて作った支柱とマントで、朱雀の旗が建てられているのでした。

その他主要人物の結末

マキナ・レム

マキナ(左)・レム(右)

クンミから力を得て新たに白虎ルシになったマキナと、シュユが倒れて新たに朱雀ルシに選ばれたレム。

二人は万魔殿で、互いの使命を果たすために激突しました。

クリスタルになったマキナ・レム

マキナに敗れたレムと、朱雀ルシを倒すことで奇しくも使命を果たしたマキナの二人はクリスタルとなってしまいます。

しかし、アレシアの力でクリスタルから復活した二人は、その後の”オリエンス”を導く指導者として尽力するのでした。

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0組が世界を救ったという事実は、マキナとレムの二人だけが覚えていることだよ!(本来死んだ者は人々の記憶から消えてしまう)

カリヤ・シバル6世

カリヤ院長

表向きには朱雀領ルブルムの最高責任者。しかし、実際に裏でコントロールしていたのはアレシアであり、カリヤはアレシアの正体を知った上で魔同院が彼女の道具にされていることを容認している。

「フィニスの刻」が訪れた際は、世界の結末を見届けるため地下霊廟に籠っていました。

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アレシアはファントマを使った実験や暗殺などの任務を指示していたんだよ!(魔導院の生徒を道具として利用していた)

【ルシ】シュユ

シュユ

戦闘力に特化した朱雀の甲型ルシ。

「フィニスの刻」の際は、襲撃に訪れたルルサスから朱雀を護るため戦っていました。

戦闘の最中、突如現れた”謎の仮面”によりシュユは一撃で倒されることとなります。それ以降の生死は不明とされていますが、昇華(クリスタルになる)したと考えられます。

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人間離れしたルシの力でも、ファルシの力には遠く及ばないんだよ!

【ルシ】ニンブス

ニンブス

シュユと同じく、戦闘力に特化した白虎の甲型ルシ。

「フィニスの刻」の前触れを感じ取ったのか、ある日を境にどこかへ姿を消します。その後は使命を果たして昇華したと思われますが、どのような使命だったのかは不明です。

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オリエンスの世界が有限であり、寿命が決まっていることを悟ったみたいだよ!

【ルシ】ホシヒメ

ホシヒメ

女王の暗殺をきっかけに、新たにルシになったコンコルディア王国のホシヒメ。「フィニスの刻」に0組を万魔殿まで連れて行ってくれました。

しかし、その行為は蒼龍クリスタルの意志と異なるものであり、自らの選択を貫いた彼女はシガイとなりました。

最後は竜の姿でシドに挑むが、ファントマを抜かれて倒れてしまいました。

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クリスタルの意志に反すると、”シガイ”と呼ばれるモンスターに変異してしまうんだ!

まとめ

今回は「ファイナルファンタジー零式」の全体像を解説しました。

ドクター・アレシアの正体は神で、”オリエンス”という世界を裏でコントロールしていました。

  • 「フィニスの刻」に【不可視世界】の扉を開こうと試みていた
  • ”謎の仮面”はもう一人の神で、アレシアに協力する形で現れていた
  • 計画が失敗するたびに時を巻き戻し、6億回以上世界をやり直していた
  • 劇中最後には”オリエンス”と人間を残し、神は世界を去った
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クリスタルの恩恵を失った人々は、人の力だけで文明の発展に尽力したんだ。

同じ「ファブラノヴァ神話」をテーマにしたFF13もぜひ遊んでみよう!

以上、クロスウォーカーでした。

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